BARWINGルームランナーMAX16/hのレビューその1・2はこちら
今回は感想レビューその3になります。
ルームランナーを設置したので早速歩いてみますか!と思ったのですが、歩く前にまずベルト保護の為に潤滑油をさしてみる事にしました。
ルームランナーの箱の中には2本ほど潤滑油があったのでその内の一本を取り出し封を開けてみました。
あまり大きな容器ではありませんが、しっかりした容器でした。
そしてこれを、
ルームランナーを立てた状態の裏側に黄色い油さし口が左右にあるので、それぞれ油をさしていきます。
説明書には1分ぐらいそのままにして、1分経ったら台をおろしたスイッチをいれて、ベルトを回し数分慣らし運転をして下さいと書かれていました。
ただ、アマゾンや楽天のレビューを見てると、上の様に潤滑油をさしてる人もいれば中にはベルトを片側にずらして直接シリコンスプレーを吹きかけてる人もいたようです。
ルームランナーのメンテナンスをする場面では、そういった直接シリコンスプレーを吹きかける機種もあるようですが、この機械でもそうしていいのかはよく分かりません。
また予備の潤滑油が切れた場合、代替があるのかどうかも情報が無いのでメンテナンス用品として潤滑油が別売されてるかどうかも知りたいところです。
【追記】
ルームランナーの予備潤滑油ですが556でも良いようなので、今は556を入れています。
ルームランナーにも使えますし、扉などがギーギーいう場合も使える優れものです。
さて、早速乗って歩いてみました。
まずはコンセントをさし、ルームランナー本体の右前の方に電源スイッチがあるのでONにし、パネルの赤いボタンのスタートボタンを押します。
(この時上の画像にあるように真ん中に赤いひもで繋がった安全キーをつけていないとまったく動かないので注意してください)
そうすると、ピッピッピッピーという音ともに画面の数字が3、2,1とカウントダウンされ足下のベルトがゆっくり動き始めます。(このピッって音、結構大きいです)
この動き始める時にベルトにのってるとモーターにかなり負荷をかけるので、最初はステッパー部分(上の画像だと画像下の左右の赤い線の部分)に足を置いた状態でボタンを押し、動き出してから足を乗せて歩くと良いらしいです。
この両サイドのステッパー部分がプラスチック製だからか、80キロある私の体重が乗っかると危うい感じがしました。
逆にもっと軽く50キロぐらいの体重の人ならあまり不安は感じないかもですね。
さて、スタートを押して動き出してからベルトに乗ってはみたものの、スタート時の速度は0.3km/hに設定されてるので最初はとても遅いです。
(ただ、この0.3km/hという速度は1~2万円台のルームランナーでは出せない速度で、実際にモーターそのものにパワーが無いとこれだけゆっくりした速度が出せないそうです。
逆に8km/hとか早いほうが、モーターにそれほどパワーがなくても慣性の力でベルトを回しやすいらしいですね)
そこで私は毎回、パネル真ん中の赤いボタン(3とか6とか数字があるボタン)を押して、一気に3km/hまで速度をあげて歩いています。
このルームランナーの良いところのひとつに、この真ん中のボタンを押せば、3kmごと速度を簡単に上げることができるという事があります。
このボタンを押せば、3kmはもちろんの事、自分の好みで6kmとか12kmにすぐ設定できます。
もちろん、0.1kmごとにスピードを上げるボタンや速度を下げるボタンが別にあるので4kmとか7kmとかにも設定できますし、最高速度の16km/hにすることもできます。
ただし、この最高速度の16km/hについては、普段から走りなれてる人用だと思いました。
普段、歩く事もあまりしないほどの運動不足の人だと、この速度で走ると怪我をしかねないレベルです。
あとこのルームランナーには、左右の取っ手に心拍数を測るセンサーがついているので、取っ手についたセンサーを握りながら歩けば、ディスプレイの右下に現在の心拍数が表示されるようになります。
運動時に心拍数が気になる人にとってはよい機能だと思います。(精度については高くはないかもしれませんがひとつの目安にはなるでしょう)
またBARWING バーウィング ルームランナー MAX 16km/h は他にも
・取りやすいように斜めになったドリンクホルダーが左右に一つずつ
・スマホorタブレットホルダーが中央に一つ
・スマホ充電用USBポートが1つ(画面左)
・イヤホンジャックが1つ(画面右)
・スピーカーの音量調節ボタンや曲の送り戻りボタンが計4つ(赤いボタンの上4つのボタン)
などなど、4万円で購入できるルームランナーとは思えないほどの機能がついています。
しかし、私はこれらの機能をほぼ使っていないのでレビューする事ができません。といいますのも、これらを使わなくても歩ければいいと思って特に使ってないからです。
<追記>
iPadminiとルームランナーをイヤホンジャックで繋いでルームランナー本体のスピーカーから音を出してみました。
このiPadから伸びてる黒い線は、このルームランナーの付属品としてもともと入っていたのを使用しています。
ルームランナー本体の方のスピーカーの出力を最大にしてiPadの方で音量を調節して動画を視聴してみたのですが、歩くぐらいの速さ(3km/h)なら、普通に動画の音声を聞き取る事はできました。
なかなかいい感じですね。
あとこのルームランナーの機能やメンテナンスに関してのお話。
例えばルームランナーには角度調節機能がついてる機械が多いのですが、このルームランナーでも3段階の角度調節ができます。
ただ箱から取り出した直後は角度が最大になっており、そのまま気づかずに乗ってしまうとちょっとした坂を上ってる感じになり場合によっては足を痛めてしまうかもしれません。
気になるようでしたら床と平行になるように調節した方がいいかもしれませんね。
角度調節の部分は台の後ろの足の部分
これです。
画像左の真ん中にある、台と足の間の小さい円柱の部品が角度調節の要になっているので、これを抜いて希望の角度の穴にその部品を入れて固定すればその角度で土台が固定されます。
(例えばこの画像の部品の位置がそのまま床と土台が水平になる位置になってるので参考にしてみてください)
次にベルト部分の調整ですが、台の後ろの左右に調節用の穴があります。
この穴に六角レンチをいれ、左右のバランスをとりながら、少しずつ回して調節していきます。
このルームランナーでは土台を立てる事ができるので簡単に調節しやすいですね。
さて、機能面をいろいろ書いてきましたが、最後に実際に乗って歩いてみた感想を少し書いてみます。
まず、このBARWING バーウィング ルームランナー MAX 16km/hに電源をいれずに乗ってみた感覚です。
鉄の板の上に乗っているというよりも、小学校の体育の授業で乗ったことがある、跳び箱の手前に設置した踏み台に乗ってる感覚がありました。(調べるとロイター版と言うらしいですね)
なんというか乗ってるとふわふわするんですよ。
そこで調べてみると、そもそもルームランナーというのはどんなものでも足を痛めやすい運動器具みたいでして、だから少しでも歩く部分にクッションがあった方が足首や足関節にはいいらしいです。
だからこのルームランナーの様に少し弾力があった方が足には優しいのでこれはこれで良いみたいですね。
そしてスイッチをいれ3km/hで歩いてみると、歩くたびに結構床に振動が伝わり、小さくない音がルームランナーの土台や家の床から響くように鳴りました。
これは多分、床の構造そのものが音が響きやすい構造だからというのもあるとは思います。
私の歩き方がつま先よりも踵を先に地面に置いて踏み込むような歩き方だから、より一層大きな音が出てきてるような感じがします。
これがつま先から地面につく様な歩き方の人だったなら多分もう少し音が小さくなってたと思います。
また、実験的にベルトの速さを12km/hにしてみたところ、私の場合速過ぎててまともに走れませんでした。
しかも12km/hともなるととても音が大きくなるので周りからクレームが来るかもしれませんね。かなり煩いです。
しかしこのルームランナーってMAX16km/hなんですよね。これよりもまだ上があるんですよ。
ただ走りなれてる人なら、これぐらいの速度が丁度良いかもしれません。
もちろん低速で歩けばそんなに大きな音は出ないので、運動不足を解消したい人にも丁度良いマシンだと思います。
あと、私は80キロ弱の体重がありますが、このルームランナーは130キロの人まで使用することができるので結構体重がある人でも使用できるのは大きなメリットだと思います。
あとは、耐久がどれだけあるか?だけですね。
例えば、スポーツジムに通うと、1ヶ月1万1千円ぐらい費用がかかるそうですが、このルームランナーは4万円で購入できるので4ヶ月もてば元を取れた計算になります。
個人的には毎日使用して半年以上もてばラッキーといった感じでしょうか。
大事に使っていきたいと思います。
一週間の使用感レビューを書いてみました↓
後日談ですが、油断していたら大けが?をしました↓